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不登校などPTA役員の免除規定にあてはまらない人の免除の勝ち取り方!

PTA役員免除の勝ち取り方! PTA
PTA役員免除の勝ち取り方!

不登校のお子さんを持つ保護者の方は、PTA役員を免除して欲しいと思う人も多いと思います。
今回は不登校などPTA役員免除規定に当たらない保護者の方がPTA役員を免除してもらう方法について書いていきたいと思います。

PTAは本来、加入も活動も任意の活動なので、義務を免れる意味で使われる「免除」という言葉をPTAの役員決めに使うのはおかしいと私は思っています。しかし未だに多くの学校で、任意加入が徹底されておらず、役員の辞退もなかなか認められない現状を踏まえて、この記事では世間で一般的な「免除」という言葉をあえて使っています。

関連記事
PTA役員決めの免除規定と免除の儀式。免除という言葉の違和感。

不登校がPTA役員決めの免除規定にあるか?

PTA役員決めの免除規定とは、その規定にあてはまれば、その年はPTA役員に選ばれる候補になることを免れることです。
関連記事→ PTA役員決めの免除とはその年は役員候補になることを免れること

この免除規定の内容は、学校によって様々なので、PTA役員決めの免除申請を考えている方は、自分の学校のPTA規約をみて、自分が当てはまるかどうか、確認してみてください。
多くの学校である免除要件としては保護者の妊娠、未就学児がいる、ひとり親家庭、保護者の病気、PTA役員・学級委員経験者などがあります。
関連記事→ PTA役員決めの免除要件の実例

PTA規約に書かれているPTA役員の免除規定に「不登校」について書いている学校はおそらくほとんどないだろうと思います。

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免除規定になければ免除の儀式で賛成を得なければならない

免除の儀式とはPTA規約の免除規定の要件には当たらないけど、PTA役員を免除して欲しい時に役員候補者に対して口頭で役員免除して欲しい理由を説明して、候補者の過半数の支持を得れば免除になるという制度のことで、多くの学校でこの制度が使われています。
関連記事→ 免除の儀式とは?

不登校の保護者が免除の儀式でPTA役員を免除してもらうには「子どもが不登校なので免除してください」とみんなの前で説明し、過半数の賛成を得なければ、免除はしてもらえません。

多くの学校の免除の儀式では、免除に賛成反対を投票するPTA候補者がPTA役員になる確率を上げたくありません。
PTA役員候補者を減らしたくない
⇒なるべく免除者を出したくない
⇒免除に極力賛成しない
⇒過半数の免除賛成を得るのが、難しい

私の長女のPTA委員決めの時、不登校のお子さんを持つお母さんがお子さんの不登校をみんなの前で説明し役員免除のお願いをしましたが、残念ながら過半数の賛成を得ることができませんでした。
みんな、極力、免除者を出したくないので、必死です。
残念ながら、そこに不登校のお母さんが 子どもの来てない学校にPTAで来るのはツライだろうという思いやりはありません。
ちなみに、その方はその後のくじでPTA役員には、ならなくてすみました。

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役員をやりたくない時は 役員決めの前に相談しよう

子どもが不登校だからPTA役員が勝手に免除になると思っている人もいるかもしれませんが、残念ながら多くの学校には、そういうシステムはありません。

まず第一に誰が不登校であるかをPTAは把握していません。
自分の子と違うクラスの不登校児童の名前を知る機会は少ないでしょうし、同じクラスでも、知らない可能性はあると思います。
また学校とPTAは別団体ですので、学校からPTAに不登校児のことを知らせることもできません。

免除の儀式で免除が認められるのが難しいことを考えると、不登校などの役員免除規定には当てはまらないけどPTA役員免除してほしいときは、PTA役員決めの日よりも前に事前に相談するのがいいです。

PTA役員候補者がたくさんいる場合は、自分がくじで当たらない可能性も大きいので、運悪く役員に当たってしまってから、どうするか考えようと思う人もいるかもしれません。
しかし、PTA役員のくじを引いて役員に決まってしまった後で「やっぱりできません」というのは、現役員や他の保護者の方にとても迷惑になるし、かなり反感を買います。補欠の方がいれば、その人が役員になるか、補欠の人がいなければ、もう1度、役員候補者に集まってもらうことになってしまいます。

PTA役員決めの日より前、なるべく早い時期に役員をやらないことをしっかりと説明しましょう。もしも、それでも免除が認められないと言われたら、「PTAは任意団体なので退会します」と言っていいと思います。

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PTA役員免除の相談は誰にするべきか?

PTAの委員決めを誰が取り仕切っているかは学校によって様々です。
私の学校では、選挙委員があり、本部役員と選挙委員は全く別の組織となっていました。

また病気などの事情でできない時の免除申請は選挙委員ではなく教頭先生に直接渡すシステムになってました。個人の病気に関することは、とてもプライベートな内容なので保護者である役員にも病名など詳しい内容は秘密となっており、選挙委員も教頭先生から、免除対象者を教えてもらうだけでした。

学校によっては担任の先生が、自分のクラスの保護者にPTA役員になってくれるように電話等でお願いするところもあるようです。

もし委員決めに保護者以外の先生のかかわりがあるなら、できれば先生にPTA役員免除について相談してください。
保護者であるPTA役員は「私は役員やっているのに、あの人はやらないなんてズルい」という感情を持ってしまうことが多いです。
先生には、やらなくてズルいという感情はありませんし、なるべくもめたくないので、免除を認めてくれやすいです。

もし免除が認められないと言われたら、「PTAは任意団体なので退会します」と言ってください。PTAが任意団体であることは、今や多くの人が知ってる事実ですし、先生であれば拒否できないことを理解している人も多いと思います。

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PTA役員免除規定に当たらない人の免除の勝ち取り方のまとめ

今回はをPTA役員免除要件に当たらない方がPTA役員免除してもらうためには、どうすればいいかについて書きました。

①PTA役員決めの日よりも前に相談
②先生に相談
③免除が認められなければ、PTA退会


PTA役員決めの方法は、学校によって様々なので、全ての学校でこの方法で絶対うまくいくとは、もちろん言えませんが、PTA役員免除してほしい方の参考になってくれたら嬉しいです。

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