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PTAの旗振り当番(旗当番)廃止。任意参加で実現する登下校の安全対策。

PTAの旗当番廃止。任意参加で実現する登下校の安全対策。 PTA
PTAの旗当番廃止。任意参加で実現する登下校の安全対策。

PTAの活動で、廃止するのが一番難しい活動は、旗振り当番(旗当番)や登下校の見守り活動ではないかと思います。

私の学校では旗振り当番を廃止し、できる人ができる登下校の見守り活動をしていくことになりました。具体的にどのようになったのかを記事にしていきます。

旗当番とは児童の登下校の見守り活動

旗当番とは主に小学校の通学路の注意を要する場所に立ち、通学を見守り、何か危険がある時は注意をうながすことです。

横断歩道や踏切、歩道のない道などを児童が通る時に見守る場合が多いです。

年に3度くらい、旗当番がまわってくる地域が多いようです。

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旗当番の管轄は学校、PTAや子ども会など様々

ここでは旗当番をPTA活動として書いていますが、旗当番をどの組織が主導してるかは学校によります。

私の学校では、主に子ども会の活動になっており、旗当番のスケジュールを決めるのは子ども会の仕事でした。しかしPTAに全く無関係ではなく、子ども会の旗当番係はPTA委員としても活動することになってました。

旗当番ができない理由

旗当番をするのが難しいご家庭は、たくさんあると思います。ここにその一例をあげます。

未就学児がいる

私は下の子をベビーカーに乗せて旗当番に行ったことがあります。雨の日はベビーカーにレインカバーをかけて行きました。抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこしながら旗当番してる人もいます。

通学の安全を確保するための旗当番ですが、未就学児を連れていると、その子も見ないといけないので、十分な安全確保ができてるとは言えない場合もありと思います。

仕事に間に合わない

子どもの登校時間より早く出ないと間に合わない仕事の人もいます。
旗当番は全ての登校班が通るのを待つ必要があるので、場所によっては少し待つこともありました。

保護者の体調不良

保護者の体調が悪くて旗当番をできないこともあります。慢性的な体調不良で旗当番ができない人もいるし、旗当番のその日に体調が悪くなることもありますよね。

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旗当番を任意参加にする方法

私の学校では旗当番で立つ日が決まっている強制的な旗当番制度は廃止になり、1週間ごとにクラスごとの割り振りを決め、その間に旗当番か同伴登校ができる人がするという仕組みになりました。

旗当番表のイメージ図

割り振られた期間、毎日しても、1日だけしても、できなくても自由です。もし割りふられた期間にできなくて、できる日があれば、その日に自主的にしてもいいです。

自由ならば、クラスごとの割りふりを決めなくてもいいと思う方もいるかもしれませんが、自分の割り振り期間があることで行くきっかけになりやすい人が多いのではないかと思います。

また旗当番と同伴登校がどちらか選べることもいいと思いました。

同伴登校とは、自分の子の登校班に同行して登校することです。

登校に不安のある児童は毎日、保護者が同伴して登校してることもあります。旗当番だと自分の子が不慣れな一人登校をしないといけないことになります。

子どもが1年生の時に、旗当番か同伴登校を選べる制度だったら、私は同伴登校を選んでいたと思います。

下校時の見守りは地域ぐるみで

下校時の見守りについては、元々保護者の見守りはなく、地域ボランティアの方々が見守ってくださってました。

また保護者には、散歩や家の前の掃除など外に出る用事を、3時から4時の子どもの下校時間になるべく合わせて行って欲しいという手紙が配られました。

日常的に地域で下校の見守りをするという取り組みで、全国的にも行われています。

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ファミリーサポートなどを利用して旗当番を外注

前述したような理由で旗当番をできないご家庭は、旗当番を決める係の方にできない理由を言って、旗当番を免除してもらうか、個人的に誰か代理の人を見つけて旗当番を代わってもらうことになります。

旗当番の免除を認めてくれるかどうかは学校によりますが、どうしてもできない場合は、相談してみることをおすすめします

個人的に誰かに代わってもらうのは、いつも頼む側ばかりだと申し訳ないし、気を使いますよね。

ファミリーサポートに登録して代理をお願いしてる人もいます。
お金を払うので、代理する方もバイト感覚で、できていいですよね。

旗当番がそんなに苦でない人もいると思うので、代理旗当番に特化したファミリーサポートのような制度を学校主導で行ってくれれば、お互いに同じ小学校に通う親同士という安心感もあっていいと思います。

旗当番のまとめ

私の学校では有り難いことに地域のボランティアの方も登下校の見守りをしてくださってますし、登校班があり、高学年が低学年を見守ってくれています。

通学路の危険度も地域によって差があります。
私の学校の方法が全ての学校に当てはまるわけではないと思いますが、任意参加の旗当番をこのような形で実現している学校もあることが参考になれば嬉しいです。

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